ネットがなかったら・・・

しかも、ネット(というより2chかも知れないが)やってなかったら、上で書いたような情報は知りえないということも、由々しき事態だ。なんか、テレビ・新聞の世界と、ネットの世界では、全然違う世論が形成されているように思う。今日も、全然テレビ見てないから、テレビで何を取り上げられていたのか、さっぱり知らない。この前の銚子電鉄のことも考えると、まだまだテレビの影響力は捨てたものじゃないと感じる。現地でも、年配の方ほど「テレビでやってからすごい人が」って感じで話していたのがほとんどだった。たしかに、2次的な影響力としてはテレビだと思うけど、そもそものきっかけは、2chだしね。
正直なところ、2chなどに代表される「ネット世論」なるものが、どのくらい実際に社会に影響力があるのか、さっぱり見当がつかない。2chやっているのって、どんな人なんだろう、って不思議に思う。普通のサラリーマンなのかな? それに何人くらい見てるんだろう? 考え出すと、わからなくなる。
昔に比べたら、一般人が世間に何らかの異議申し立てをできるようなツールを手に入れたという意味で、「web2.0」なり、「2ch」なりというのは、とても意味がある。自分の考えていることが、世間でどういう位置づけなのか、テレビや新聞でしか知りえなかったことに比べ、格段に環境は変わっているのは間違いない。いままで見たこともないような人と、画面上でつながりあえるというのは、人との結びつきの広がり方を変えた。その結びつきを、どう遣っていくのか、これが課題である。私も、ここでこんな文章を書いてるけど、どんな人にどう影響しているのか、わからないけど・・・。