blogとは

他人のblogを見るのが、結構楽しい。もし、仕事をしなくていいのなら、ずっと見ていてもいい。なにが面白いかって、全然会ったこともない人の生活を追体験できる気がするから。当たり前だが、自分は自分の人生しか生きることができない。だから、小説があったり、映画があったり、TVのドラマがあって、その主人公に自分自身を重ね合わせて、別の人生を生きてみようとする。blogも、そうした小説や映画の一種かもしれない。書いてる本人はどう思っているのか知らないが、私はそう感じている。
もしかしたら、書いた本人とは、全然違う解釈をしているのかもしれない。しかし、それはそれで仕方がないと思う。書き手の意思にかかわらず、blogで公にしてしまった時点で、内容それ自体は、自分のものであって、自分のものでなくなる。著作権という権利はあるだろうけど、内容の解釈に関しては、自分の思い通りにはならない。誰もが何かを表現して、残せる時代になったとは、随分と幸せだと思う。