ダルフール虐殺黙認 「中国に抗議」米下院決議

記事より。

同決議はそのうえで中国政府に対し(1)ダルフール大量虐殺を認識したうえで公式に非難する(2)スーダン政府への兵器の販売を全面停止する(3)スーダンとの経済協力や投資を停止する−ことなどを求める一方、とくに中国政府がこの種の大量虐殺を認め、支援することはオリンピックの精神にはそぐわない、として、中国がダルフールでの大量虐殺を阻止するための行動をとらない場合は北京五輪のボイコットも辞さないという姿勢を明らかにした。

オリンピックがらみで、やっぱり出てきました。あと1年ちょっと、オリンピックをネタに、いろいろと中国を揺さぶることができるのに、日本は何もしていないように見える。中国に言われっぱなしで、的確な反論をしているのだろうか。
本当にアメリカがオリンピックをボイコットしたら、日本はどうするつもりなのだろうか? 政府の人間はそういう可能性を考慮した検討をしているだろう。私も、心構えくらいは準備しておくことにする。
あと、「ダルフール問題」って、ある方のブログで始めて知った話で、テレビでは聞いたことがない(あまり見ないからかもしれないが)。ネットの世界は、既存のテレビ・新聞の世界とはまったく異なる、別世界のようであることを実感した事柄のひとつである。いまでも、どれだけの日本人が知っているのだろうか。