【「女性=産む機械」発言】 「産む、産まないは女が決める」「♪さっさと女は子を産めよ〜」 女性団体、猛抗議集会★3

http://www.chunichi.co.jp/flash/2007013001000458.html
言葉っていうのは、前後の文脈を考慮したうえで解釈しないと、意味を正しく理解できない。今回の件も、なんか騒いでいるみたい(テレビ見ないので、よくわからない)。
以下のところに、厚生労働大臣の発言がある。

◆柳沢厚生労働相発言要旨 なかなか今の女性は一生の間にたくさん子どもを産んでくれない。人口統計学では、女性は15〜50歳が出産する年齢で、その数を勘定すると大体分かる。ほかからは生まれようがない。産む機械と言ってはなんだが、装置の数が決まったとなると、機械と言っては申し訳ないが、機械と言ってごめんなさいね、あとは産む役目の人が1人頭で頑張ってもらうしかない。(女性)1人当たりどのぐらい産んでくれるかという合計特殊出生率が今、日本では1.26。2055年まで推計したら、くしくも同じ1.26だった。それを上げなければいけない。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070130-OHT1T00025.htm

確かに、「産む機械」という表現そのものは、配慮が足りないと思うが、全体として解釈すれば、少子化をどうしていくか、という問題を議論していた、ということ。それを、言葉だけをおもしろおかしく捉えて伝えるテレビや、大臣の首を取りたいがための野党の動きなど、本気で少子化を考えているとは思えない。野党も、そんな単純に「問題発言をした大臣を辞めさせました」っていうことだけで支持してくれるような国民しか相手にしてないのだろうか? 少子化について、じゃあどうするのか、野党は対案を出して、政策で議論してほしい。